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田舎における実際の生産現場を見る。ふれて、食べて、飲む。都会(まち)に暮らす方々に、佐賀は鹿島で働く“ひと”に接し、ただの“客”ではなくスタッフの一員として情熱を持って活動していただきたい―そんな思いから、2002年より「マチとムラを繋ぐ運動(グリーンツーリズム)」を行っています。
内容は、酒米の田植えから酒の仕込みまで一年間を通して一連の酒造り作業を家族で体験できるイベントをはじめ、山や海の自然を子どもたちに体験してもらう干潟体験や昆虫採集、川遊び、農業体験など。私たち受け入れる側も、消費者の声を取り入れてよりニーズに応えられるものに改善し、鹿島ブランドの確立を目指しています。
将来的には、高齢化が進む鹿島において「生きがい作りとしてのグリーンツーリズム」として都会の人々と「農村民泊」と呼ばれる交流を通し、第二の人生を心豊かに暮らしていただけるよう取り組んでいきたいと考えています。
雑誌『九州のムラ』編集長の養父信夫氏の言葉を借りれば、「ムラの命をマチの暮らしに、マチの力をムラの営みに」。ムラ人たちの農作物をいただき、マチの人々は命を繋ぐ。ムラもマチも繋がることで、より多くの活力をもらう。そう、かつてムラとマチは共に生きていました。
しかし“近代化”によって、多くのムラはマチを目指し、マチは膨張を続け、共に歩むことを忘れてしまいました。今や食料の約6割を国外に頼り、その無味乾燥な商材としての食をむさぼり、辛うじて生き残っている私たちが、美しい里を守っていくことは決してできません。
私たちが、子どもたちに残してあげられるものは何でしょう。日本では、一年間の残飯量と国外から輸入される食材の量がほぼ同じといいます。もう一度、ムラの人たちと繋がり、彼らの汗や先人たちの知恵から生み出される大地の恵みをいただくことによって命を、心を繋げ、次世代に伝え残していこうではありませんか。グリーンツーリズムにスローフード。マチとムラを繋ぐ運動を「農業」「自然」を軸として、一人でも多くの人たちに広げていきたいと思っています。
私たち自身、これからの活動を通していっそう意識を高め、「マチとムラを繋ぐ運動」の大切さを考えなければならないと感じています。皆様方の多くのご参加をお待ちしております。
6月下旬 田植えと干潟体験
7月中旬 七浦の山での昆虫採集と川遊び
9月下旬 稲刈りといも掘り
2月上旬 清酒「鍋島」の仕込み
3月下旬 花と酒まつり
大人(20歳以上)3,000円
子ども(小学生以上)500円
※お酒が不要の方は参加費500円
オプションイベント参加の場合、別途参加費が必要です
※受け取れるもの:「鍋島」4合ビン1本(大人)
富久千代酒造(有)
担当:飯盛
〒849-1322佐賀県鹿島市浜町1244-1
TEL:0954-62-3727
FAX:0954-62-6638
富久千代酒造(有)
代表取締役・杜氏
飯盛 直喜